やはり俺の最近嫁から言われたことはまちがっている。

久々のはてなダイアリー更新になりますね。我が家の近況と言えば上の子がインフルエンザにかかったのですが、必死の水際作戦により我々への感染を食い止めて無事に症状が治まりました。これまでの経験ですと大体、子供⇒妻⇒私の順で病気が感染していくので今回は防げて良かったです。やっぱりマスクって大事ですね。


そんな我が家ですが、最近は二人目が産まれたこともありましてより一層、夫婦で手と手を取り合って子供たちを育てています。そんな日々において妻が私に語ってくれた中で心に残っていることを、この場を借りて同じ子育て世代の方々のためにも共有させてください。


















1.ある朝に言われたこと


このあいだの休日の朝ですが、嫁が寝ている私の隣に「ちょっと見てて」と二人目(9ヶ月)の子を傍に置いて朝食の準備にリビングへ行きました。私は寝ぼけまなこでそれを承諾して可愛い可愛い我が子と戯れることにしました。とても可愛い可愛い我が子と戯れていたのですが、前日が遅かったせいでしょうか、布団の中で戯れていたせいでしょうか、不思議なことに戯れながら寝てしまいました。
そして子供の泣き声で目が覚めるとあらびっくり、ベッドとベッドの間に我が子が頭から落ちて犬上家みたいな状態で挟まっていました。

















事態を呑み込めない私をよそに駆けつけた嫁がすぐさま子供を救出し、抱きかかえて私に



「違うでしょおおおおおおお!!!!
 子育ってこういうことじゃないでしょおおおおおおお!!!!」


という魂の叫びを奏でました。








そして私は空を見上げました。




























2.ある昼に言われたこと


上の子と私が昼食後に戯れていました。そんな中で幼稚園の話を聞いていると、だれだれちゃんと仲が良いとか、だれだれくんと仲が良いとか、話をしてくれます。そんな中で上の子が「〇〇くんと仲が良いんだよ!」と言ったときに嫁が「〇〇くんとなら私はお付き合い賛成するわー」と言ったのでつい条件反射的に私は威厳ある父として振る舞うべく「誰だその○○くんとかいう馬の骨は!?パパは認めないぞ!!」とテンプレなセリフを吐きました。


すると嫁がこちらを儚げな目で見てきます。













そして私を諭すように語りかけてきました。


「〇〇くん、ロンドン帰りだってよ」


















私は空を見上げました。


























3.ある夜に言われたこと


子供たちが寝静まって二人でテレビを見ていたら、例の国会議員として初めて育休を取得しようとした矢先に不倫スキャンダルが暴露された議員の話題が放送されていました。
嫁は「奥さんが可哀そう。出産直後だから普通の状態と違って精神的にも肉体的にも不安定な時期なのに、父親が不倫とか聞かされるなんて。。。私だったら一生恨むに違いないわ」とやや怒り気味に仰っていました。そんな嫁に対し妻一筋の私としてはこの身の潔癖さをずいぶんと棚にあげるかたちで「安心してよ、俺は絶対こんなことしないからさ!」と自信満々にドヤ顔で言いました。そして嫁も「そうね」とうなずいてくれました。これこそ子を授かった真の夫婦のなせる業。本当の愛の証。そんな風に思った私が次に嫁を見た瞬間
















「だってあなたにはアニメがあるものね」





















そして続けざまに「子供たちが大きくなる前にあの変な本(ラノベ)どうにかしてよね」と私の父親としての立場を慮ってくれるようなことを言ってくれました。








私は空を見上げました。















そして、次の子育てが始まるのです。