やはり俺の父親として知っておくべき3つのことはまちがっている。

はてなダイアリーを一新しました。二人目の子供が産まれたこともあり、少しダイアリーの方向性を変えました。これからは父親として日々感じていることを、何気なく漫然と過ごす日常の中で忘れないように、そして一人の親として悩んでいること、学んでいることをこの日記を通じて、皆さんと共有していければと思っています。


少し前ですが、里帰りしていた妻と子供たちが家に戻ってきました。そして妻が赤ん坊の相手をしているので、週末は一番上の子供と二人で出かける機会が多いです。そうした中で、私個人として知っておかなければならない3つの大切なことがあると実感しております。あくまで個人の意見ですから、全ての親御様に該当する話ではありません。ただ、せっかくなのでこの場を借りて皆さんにお伝えしたいです。



















1.プリパラ

週末エンカウント率:60%

割りと距離的に近いので、週末にお〇くぼのタウン〇ブンへはよく上の子と出かけます。
タ〇ンセブンの屋上には子供たちが戯れられる広場があるので、そこで1時間くらいは子供がはしゃいでいるのを眺めています。
それで子供が飽きてくると、次に6階へと足を運びます。
タウンセ〇ンの6階には本屋や文具屋、そして玩具コーナーがあります。
子供に何か買ってあげたいとは思いつつ、定額給付制の小生としては倹約第一ということもあり、ここは慎重にやり過ごそうとした矢先に、何やら白い筐体があり女の子たちが囲んでいる。


すると頭の中のもう一人の私がこう囁いてきます。





しかし時すでに遅し。
すでに上の子は輪の中へ。
マイチケ?トモチケ?我が子よ、何のだそれは一体?
とりあえず音ゲーなのでしょうか、プリパラアイドルがデビューしてドリームシアターが開かれ何故か写真を撮られて今日あそぶ相手を選んでレッツプリパラで曲を選んでコーデしてオンステージで音にあわせてボタンを押すという流れ。
振り返ると、向こうの棚には何やらコーデするための別売り商品が見え、そこに走っていく我が子が。。。


こうして、財布の中の偉人たちがまた私の元を去っていくのです。










2.アイカツ!

週末エンカウント率:70%

割りと距離はあるのですが、たまにた〇しのリ〇ンへ行きます。
リビ〇にはレストランやサーティワン、そして玩具コーナーがあります。
子供に何か買ってあげたいとは思いつつ、定額給付制の小生としては倹約第一ということもあり、ここは慎重にやり過ごそうとした矢先に、何やら白い筐体が見える。

ふふふ。知っているともそれはプリパラではないか。
同じ手は二度と食らうまいと、軽やかにその白い筐体を避けていく。
さすが私。これでもう安心。
ただ、その先にもはアーケード用格闘技ゲームのような筐体がある。


すると頭の中のもう一人の私がこう囁いてきます。





しかし時すでに遅し。
すでに上の子は筐体の前へ。
しかも筐体だけではなく何だその横に丁度良く置いてあるカードダスってのは?!
よく分からないがアイカツカードというものがあり、続けて買うとボーナスアイテムがあってオーディションに受かりやすくなるらしいがプリパラとの違いがよく分からない。
それでオーディションを受けるアイドルを選んでまたまたコーディネート(もちろんアイカツカードだよ!)して、ステージが始まれば音楽にあわせてボタンを押すというプリパラとの違いがよく分からない。
そう言えば木曜夕方になると上の子が「あいどるあいどる!」ってテレビの前ではしゃぐって嫁が言ってたな。
あ、また向こうの棚に何やら別売りの玩具が。。。
せ、せめてソロオーディションはチュチュ・バレリーナで。。。


こうして、財布の中の偉人たちがまた私の元を去っていくのです。











3.Go!プリンセスプリキュア

週末エンカウント率:95%

もはや精も根も銭も出し尽くし意気消沈した私は、この週末ばかりはどこにも出かけまいと、あの白い筐体や陳列棚を我が子に見せまいと、籠城を決め込むことにした。

ふふふ、さすが私、最初からこうしていれば良かったのだ。
あのようなアイドルを目指すという愚行を子供の目に晒すこと自体が下劣極まりないのだ。
まあ、せめてアニメくらいは見せてやればそっちに気を取られて大人しくしてるだろう。
日曜の朝くらい私もゆっくりしたいのだ。


すると頭の中のもう一人の私がこう囁いてきます。





しかし時すでに遅し。
番組が始まって上の子は「プリキュアプリキュア!」とはしゃぎ始める。
そう、プリキュアシリーズ12番目の「Go!プリンセスプリキュア」様のお出ましだ。
こいつらが厄介なのは玩具屋だけではなく、コンビニ、スーパー、文具屋、いたるところに存在しやがるところだ。
必ずと言っていいほど関連商品が出回っている。さすがプリキュアシリーズ。
しかも何故か必ずと言っていいほど玩具屋には前シリーズの「ハピネスチャージプリキュア!」の玩具が置いてある。
ちなみに上の子はピンク(キュアフローラ)がお気に入り。
そしてやがて娘は商品棚にある「変身プリチューム キュアフローラ2wayドレス」のところへ。。。
ああ、ピンクの声は女型の巨人と一緒の声優さんなんだよ。。。


こうして、財布の中の偉人たちがまた私の元を去っていくのです。






どうでしたでしょうか。
私の犠牲によって皆さんと子育てナレッジをシェアできたでしょうか。
上の3つの違いがよく理解できましたでしょうか。
大事なことです、ぜひ、父親とし子供に聞かれたらこう語ってあげてください。
「そうだな、どれも素敵だけど、歌はアイカツが一番かな、Let'sアイカツ!とかさ」
こうすれば間違いなく女の子の共感と、嫁からの嫌悪感を手に入れることが出来ます。


まあ、我々の最強の敵は間違いなくこいつかも知れませんが。




そして、次の子育てが始まるのです。